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火曜日, 9月 21, 2010

肝臓の働きと病状 そして血液検査値

肝心要ということばがある。肝腎要ともかく。

そこが壊れるとだめになってしまうので、最も大事なところという意味だ。肝臓、心臓、腎臓・・・・。古くから、その臓器が大事だとしられていたらしい。



ここでよく肝臓の働きを見ておこう。

以下の本はとても勉強になる。一読を推奨する。





肝臓の主な働き

  1. 代謝
  2. 解毒
  3. 胆汁生産

【代謝】・・食べたものの栄養素をっ体が利用しやすい物質に気あたり、貯蔵、供給したりする。

  • 炭水化物の代謝・・炭水化物は消化器官でブドウ糖に分解→肝臓を経由して体の隅々に流れてエネルギー源となる。一部はグリコーゲンとして彫像される。
  • アミノ酸代謝・・タンパク質は消化酵素によってアミノ酸に分解されるが、肝臓でたんぱく質に作りかえられ、血液を通して体中に送る。
  • 脂質代謝・・脂肪は長で分解されてリンパ管を通って肝臓に箱荒れる。肝臓では、人体が活用しやすいようにコレステロールやリン脂質、中性脂肪という形に合成して、血液中に放出。


【解毒】・・腸の活動でできるアンモニアを解毒するほか、食品添加物、農薬、アルコールも分解する。

【胆汁産生】・・肝臓で胆汁酸が作られて、胆嚢に胆汁として貯蔵。脂肪や脂溶性ビタミンの消化や吸収を助ける。




肝臓病は

  1. ウィルス性肝炎
  2. アルコール性肝障害
  3. そのほかの肝臓病(脂肪感薬剤性肝障害など)

の3つに分けられるが、他には、病気の経過の程度によってわけることもある。


  1. 急性肝炎・・急速に肝臓に炎症がおこり、生涯を起こす。ウィルス、アルコール、薬剤が原因。症状は重い。A型肝炎の場合で1-2ヶ月で回復する。
  2. 劇症肝炎・・急性肝炎の中で、症状が特に重いもの。
  3. 慢性肝炎・・急性肝炎が治りきらずに、6か月以上肝機能が低下したままであったり、肝臓がはれて炎症が続く状態。日本ではB型C型ウィルス肝炎が95%以上。
  4. 肝硬変・・肝臓の細胞が繰り返し壊れて繊維に置き換わるため、肝臓全体が固くなり、もとに戻らない病気。血液の流れが妨げられるので、さまざまな症状が出る。代償期においては、自覚症状がないが、非代償期まで病状が悪化すると、むくみや腹水、黄疸や肝性脳症、出血しやすいなどの症状がでる。




    肝臓の健康状態は血液検査でわかる。肝細胞の中の酵素が肝細胞が壊れることによって血液中にもれだすためそれを測定する。

    肝臓 血液検査で検索すると様々な情報を得ることができる。

    一般的には
    GOT(AST) 10-40IU/l,   GPT(ALT) 5-45IU/l 。 (検査値には20%の誤差が考えられるという。)

    また、GOTは男性が高めで、運動した翌日には上昇しがち。GPTは運動直後はあがるが、すぐさがる。お酒や肥満、風邪、疲労などで異常値を示すことがある。


    GOT、GPTを検索した結果はここをクリック。

    およそ以下の目安となるらしい。

    • 正常時は、基準値内でGOTはGPTより少し高め
    • 急性肝炎時は、とても大きく基準を超え、GOTはGPTより低い
    • 慢性肝炎時は、大きく基準を超え、GOTはGPTより低い
    • 肝硬変、アルコール性肝障害時は、基準を超え、GOTはGPTより少し高め
    • 脂肪肝時は、基準を超え、GOTはGPTより低い


    γーGTPも一般的な指標だ。ネットで検索しよう

    γ-GTPは、アルコール性肝障害を持つほとんどの人に上昇がみられるので、アルコール性肝障害を見つける指標。100を超えたら、肝障害は進行していると考えた方がいいようだ。

    一般には50-60IU/lとか、80IU/lなどの参考値がある。肝障害がなくても酒のみの約半数にγ-GTPの上昇がみられる。

    他の検査値と比べてγ-GTPだけが特に高い場合は、多くは一時的な飲酒の影響。お酒をやめて肝臓を屋済ませれた、数値はどんどん下がって正常値になる。したがって、禁酒をして再検査して数値が低下していれば、肝障害ではないということになる。続いて入れあ、アルコール性肝障害の疑いが強い。

    なお、γ-GTPはアルコール性肝障害以外にも、脂肪感や慢性肝炎、胆汁うっ滞性肝炎、肝硬変、肝細胞がんなどの時にも大きくなる。また、薬を服用している時にも。