エビの殻には、グルコサミンという関節に良いと言われる成分が含まれる。
椎間板ヘルニアになった経験からしても、なってしまってから対応するよりは、日頃の生活でケアできるものはそれにこしたことはないとつくづく思う。
そして、グルコサミンという成分は、摂取できる安価な食材が少ない。取れる時に積極的にとったほうがいい。そして、いくらか保存できるような形にできるのならば、なおのこと良い。
即座にエビを買ってきて、すぐに調理ができる人は羨ましい。
4匹100円で売られていたので買って帰る。だが、何かを作ろうと思って買ったのではないので、どう調理したものかと思案する。焼きえびも悪くないが、殻はたべづらい。
揚げるという調理と炒める、煮るという調理方法を混ぜて、からを食べやすく、えびの風味を大切にと意識して、家にある残り物的な材料だけで調理してみた。悪くないのでレシピを残しておこう。
身は料理につかったが、殻は独自に素上げのチップにして、お酒のおつまみや、ふるかけに加工します。
【材料】
えび(殻付き)
キャノーラ油
キャベツ
にんじん
たまねぎ
にんにく
鷹の爪
鶏がらスープの素(中華)
薄口しょうゆ、砂糖、塩、こしょう、酒
片栗粉
【調理】
- 玉ねぎはくしぎり、にんじんは薄切り、キャベツは2-3cm幅程度に切る。
- にんにくはあらくみじん切りに、鷹の爪は輪切りに。
- えびの殻をむく。
- 鍋1cmくらいにキャノーラ油を入れて火にかけ、中火で殻を素上げする。
- 殻がかりかりになったら、殻をとってペーパータオルで油をとり、塩を少し降る(そのまま、お酒のおつまみへ。細かく砕いてふりかけに)
- 剥いたエビの身は塩少々と片栗粉をまぶして、少し水をつけてもむ。しばらく置いて洗い流し、再度塩少々と片栗粉を表面につける。
- エビを油で揚げて、揚がったらペーパータオルなどにのせて油取り。
- 油は大さじ2-3杯分蔵残して再び弱火にかけ、にんにくと鷹の爪をいためる。
- 香りがでたら、玉ねぎ、にんじん、キャベツを炒める。
- 材料がしんなりしたら、水カップ1に鶏がらスープの素を溶かして回しいれる。
- 薄口しょうゆ、塩、砂糖、酒を入れて、あげたエビを入れてしばらく煮る。
- 最後に片栗粉を水で研ぎいれる。
- 少し煮込んで出来上がり。
【感想】
これだけでも結構おいしい。エビの調理の仕方に注目。
- エビの殻を揚げて、殻自体を食べられるようにする。(お酒のおつまみ、細かく砕いてふりかけ)グルコサミンという成分に期待。
- エビを揚げた油にはエビの風味が残るので大切に。
- エビのむき身を塩と片栗粉と水をまぶしてもみもみすると臭みが取れる。それをいったん洗い落として、再度塩と片栗粉を表面に。こうして揚げて、うまみを閉じ込る。
- この油に、にんにくの風味と鷹の爪のピリ辛を添え、だしには鶏がらスープをいれる。
きくらげとしいたけの戻し汁を加えて、うまみ成分アップ。
豚肉、いかなどを入れる。
キャベツを白菜に。
【材料】
えび(殻付き)
豚バラ肉
いか
キャノーラ油
白菜 2-3cm幅に
にんじん 薄切り
たまねぎ くし切り
タケノコの水煮 くし切り
ピーマン 線切り
にんにく みじん切り
鷹の爪
鶏がらスープの素(中華)
薄口しょうゆ、砂糖、塩、こしょう、酒
片栗粉
【調理】
- しいたけと、きくらげを砂糖お湯につけて戻す。
- 豚肉は、ショウガ醤油につけて下味をつける。
- イかは適当に一口大に切る。
- えびの殻をむく。
- 鍋1cmくらいにキャノーラ油を入れて火にかけ、中火で殻を素上げする。
- 殻がかりかりになったら、殻をとってペーパータオルで油をとり、塩を少し降る(そのまま、お酒のおつまみへ。細かく砕いてふりかけに)
- 剥いたエビの身は塩少々と片栗粉をまぶして、少し水をつけてもむ。しばらく置いて洗い流し、再度塩少々と片栗粉を表面につける。
- ショウガ醤油付けした豚バラ肉にも片栗粉をまぶす。
- エビと豚肉を油で揚げて、揚がったらペーパータオルなどにのせて油取り。
- 油は大さじ2-3杯分くらい、残して再び弱火にかけ、にんにくと鷹の爪をいためる。
- 香りがでたら、玉ねぎ、にんじん、白菜、いかを炒める。しいたけときくらげの千切りも入れる。
- 材料がしんなりしたら、しいたけときくらげの戻し汁カップ1にチキンスープの素を溶かして回しいれる。
- 薄口しょうゆ、塩、砂糖、酒を入れて、ピーマンの千切りをいれる。あげたエビと豚肉を入れてしばらく煮る。
- 最後に片栗粉を水で研ぎいれる。
- 少し煮込んで出来上がり。
また、ショウガ系ならショウガ系の味にまとめたほうがいいかもしればい。にんにくとしょうがを混在させてもおいしいが、それだけ、味のバリエーションを失うことになる。