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火曜日, 3月 25, 2008

自家製干ししいたけの失敗2

ちょっと色が悪くなったが、朝方、気持ちよく晴れていたので、出勤前に屋上において、再度天日干し。

乾いて、いい味出してくれよな~~。楽しみだな~~~。

と、思っていたのに、会社から帰路について電車から降りると、すごい雷雨だ。なんとヒョウまでふってきた。

なんということだ(;;)。タメイキ

温暖化のせいだ!!!と一瞬思った。日ごろの行いが悪いのかな?と思った。明日から少しでも、温暖化防止の努力をしなければいけないと思った。

それにしても、がっかり。屋上にのぼる気もしなかった。

自家製干ししいたけの失敗

干してその後の経緯を見ると、やはり難しい。

とても繊細な植物だ。

一度は成功したとおもったのに、気がつけば、アオカビが生えている。

うまく干せなかったものは、かさの裏がどんどん茶色く染まっていかにも傷んだように見える。

とても天気のいい日にいっきに干さなければ、いけないのだろう。そして、常に細かく状態を見ていなければいけない。暇でいても、そこまで注意するのは難しそうだ。

これなら、やはり買ってきたほうがよさそうだ。

土曜日, 3月 22, 2008

自家製 干ししいたけ 

105円でしいたけが2パックまとめて売られていたので買って帰る。

見た目にはわからないが、プロの目にはいたみはじめる兆候が見えているのだろう。

安いからといって買ってきたはいいものの、そんなに一度に食べられない。
そこで、乾燥して干ししいたけにすることを思いく。

乾燥により生のものよりも味や香り、旨みが濃縮されて増し、また陽に当てて干すことによって、ビタミンD2の含有量も増える。

でも、単純に干すといっても、意外にむずかしい。ざるに入れても、ざると密着している部分に水分が残り、ほっとけば勝手に乾燥しているだろうというものでもない。前、タコ糸で串刺しにしてつるし、空中で乾燥させるとうまくいくという話を聞いたことがある。

今回は、キッチンペーパーをしいて、しいたけを置いてみた。キッチンペーパーが風で飛ばされている場面もあったが、まあ、うまく干せたかな?

金曜日, 3月 21, 2008

さばの味噌煮

さばが3切れ190円で売っていたので買って帰る。

さばの味噌煮を作ったが結構おいしかったのでレシピを残しておこう。

【材料】
さば
しょうが、ねぎ
酒、みりん、しょうゆ、砂糖、水
味噌


【調理】
酒、みりん、しょうゆ(後で味噌を入れるので少なく)、砂糖少々、水を鍋1cmくらいに入れて沸騰させる。
しょうがを数切れ、ねぎ4cmを数切れいれ、さばの皮を上にして入れる。
しばらく中火で煮るとあくがでるのでとる。
数分ふたをして弱火で煮る。
みそを入れて研ぐ。味噌汁をイメージするとその倍くらい。
ふたをして弱火でしばらく煮る。
さばをひっくり返して弱火でしばらく煮る。
煮汁を上からかける。
時々火からはずしてちょっと冷ます。
みその煮汁が煮詰まってきたら食べごろ。
お皿にもったら、ねぎを上からまぶしていただく。

【ポイント】
しょうがやねぎは結構重要だと思います。
インターネットで調べるとお酒で煮るというレシピもあるようですが、コストパフォーマンスはこちらのほうがいいでしょう。
アクは頻繁に気にすべし。
身に味がしみこむように、最初は皮を下に。頻繁に煮汁をかける。
汁が味噌汁のような状態ならもう少し煮詰め、とろみをだします。
食べるのは、それでいて煮詰めすぎない最良のポイントを狙いましょう。

【栄養のうんちく】
さばは、「青魚の王様」といえるほど栄養価が高い。
たんぱく質と脂質が豊富。脂質は不飽和脂肪酸のEPA、DHA。カルシウム、ビタミンA・B2・B12・D、ナイアシン、鉄分、タウリンもふくまれる。とくに血あい肉に栄養分が集中しているらしい。


鮮度が落ちるとアレルギーの原因になるヒスタミンが増える。 新鮮なものを早めに調理し、食べるようにしたい。
1日の摂取量に対するさば100gの栄養は以下に詳しい。

http://www.otomarusuisan.co.jp/nourishment.html

水曜日, 3月 19, 2008

ヤーコン

菊芋と同じキク科の植物。

菊芋とヤーコンは食感はたしかによくにている。

どちらも生で食べると梨とかりんごとかのサクサク感のある食感だ。味は菊芋のほうがより根野菜っぽい感じで、ヤーコンのほうが果物っぽい感じかな?

といっても、果物としてみると、いまいちだ。野菜=食べにくいけど体にいい、と理解してトライしたほうが、意外に甘いと、興味がわくだろう。

いざ料理に使おうとすると独特の甘味の取り扱いに戸惑う。基本的に糖だ。そしてもうひとつこの野菜の特徴は、油でも汁でもよく吸うということだ。

病中で、食事制限をうけているなら、このような甘さもうれしかろう。でも、健康体で何でも食べられるなら、どうも中途半端だ。甘さを求めるなら他によい食材は一杯ある。健康にいいからと自分を納得させて食べる性質の食材だろう。

そしてまた、「吸う」という習性をもっとも健康食として利用するなら、生でたべることだろう。体内での老廃物を吸って外に吐き出してくれるという説明をよくみかけるがそれもうなずける。しかし、これは実はかなり大きなダイエットの効果があるのではないかと個人的には感じている。

スライスして、サラダにいれると、サクサクとした食感が、食の豊かさを与える。サラダとして生で食べることがもっとも適していると思う。
ネットで調べてみると、やはり、どこか主役になれない食材だ。あくまで、食感だのみ。冷えていると味としては無色に近いので、とくにそういう印象を持つ。

菊芋ではイヌリンという成分に特徴があったが、ヤーコンはポリフェノールとオリゴ糖だ。ポリフェノールの効酸化作用、オリゴ糖の整腸作用、どちらも、あまりに有名だ。

これらのことから、料理に砂糖を多く使う人なら、砂糖のかわりに細かく刻んで甘味材として使うのはよい知恵かもしれない。でも油と一緒に料理してはせっかくの老廃物を吸収する効果もだいなしどころか、逆に不必要に油を含んだものを摂取してしまうという悲劇になるのかもしれない。

今日は、煮物ときんぴらとサラダの3品を作ってみたがその感想のみをかいておく。どれもこの前の投稿、「菊芋」で掲載した調理方法とさほどかわらない。(今回は煮物に肉のかわりに厚揚げ豆腐を使った)

  • 煮物・・・・芋というよりは大根をあまくしたという感じだ。味を吸ってちょっと独特の甘味がでるのは新しい感じ。でも甘味ならさつまいもには勝てない。サクサク感を評価できるならいいかもしれない。
  • きんぴら・・・・・ 今回はにんじんとヤーコンの皮で作ってみたが、悪くない。甘さがあるのだ。この料理ではヤーコン自体が油をだいぶすうので、健康面ではそちらの配慮も必要だ。油も選ぶべきだし、控えるべきだろう。もうひとつの利点、ポリフェノールには、紫の皮にだいぶ期待できるのかもしれない。
  • サラダに生のスライス・・・・・・・  健康面(整腸作用、老廃物除去作用、効酸化作用)など考えれば、この方法がもっとも効果的だと思う。サクサク感がサラダに新鮮味を感じさせる。冷えているので甘味の効用は大きくないが、サラダの味と喧嘩することは無い。ポリフェノールの影響で黒味がかりやすいので、酢水に1分つける、オニオンと同居させるなどの配慮があるといいらしい。ちなみに、酢水につけたヤーコンスライスは、水気をきっておけば、次の日に食べても違和感はちっとも無い。

翌日、お通じはまちがいなかったと付記しておきます。

土曜日, 3月 15, 2008

菊芋  血糖値を下げる天然のインシュリン

菊芋が150円で売られていたので買って帰る。

ぼこぼこした感じで、皮がむきづらそうだ。一見しょうがによくにている。

あんのじょう包丁で挑戦したけど、皮を薄くむくなどできない。だから実もあまり大きくとれなかった。

アクはそう多くはないようだが、人によっては反応するそうなので、1分ほど、酢水につけてアク抜き。特にこの菊芋の栄養分は水にとけだしやすいそうなので、アク抜きは手短にする必要があるそうだ。

味はどちらかといえば無色に近く(かじるとちょっと薬っぽさと芋っぽさがあるかな?料理方法によってはちょっと独特の風味がきになる人がいるようです。でも基本は糖なので食べやすい。)、歯ごたえのサクサク感があり、つめたいと味の癖もでないので、サラダにはよくあうと思う。

初めての材料なので、ちょっとずついろいろためしてみてた。

【食材試験】
満腹感を期待するなら、芋としてある程度のボリュームを感じることができる。血糖値があがりにくくダイエット的には良い。
  • フライパンで炒る    ☆☆☆☆ 香ばしさがいいかな?
  • 電子レンジでチン   ☆☆☆  焦がしてしまいよくわからなかったがおいしいと思う。
  • 油で炒める      ☆☆☆☆☆ 油とのなじみが良い。でも健康の目的とは相反する。
  • 生           ☆☆☆☆  サクサク感がいい。味も透明に近く、サラダにあう。
  • 煮る          ☆☆☆☆ 煮汁がしみるのでおいしいが、芋での比較なら個人的にはサトイモのほうがおいしい。でもイモ類ではないそうです。イヌリンという栄養素が煮汁にでるので別の効用有り。
 
今日は、サラダ、きんぴら、煮物をつくってみた。


【材料】

菊芋は切ったあと酢水に1分だけつけてアク抜き

  1. サラダ(サラダ菜、キャベツ線切り、にんじん線切り、菊芋スライス、ピーマン線切り、オニオンスライス、お酢、オリーブオイル、塩・クロ胡椒、素干海老)
  2. きんぴら(にんじん線切り、菊芋皮線切り、ごま油、鷹の爪、酒、しょうゆ、みりん、ダシの素    ごぼう、まいたけをいれてもいい)
  3. 煮物(にんじん乱切り、菊芋実乱切り、こんにゃくは煮物用に切て熱湯で5分アク抜き、大根は乱切り、ごぼうは乱切りにして酢水で5分アク抜き、焼き鳥、みりん、ダシの素、しょうゆ、酒)

【調理】
  1. 菊芋の実の部分をスライスにしサラダにまぶす。
    • 今日のドレッシングは、超シンプル。
    • キャベツにオニオンスライス、お酢とオリーブオイル、塩こしょうをして混ぜてしばらくおいておく。
    • 野菜を盛り付けてからお酢と、オリーブオイルをかけまわし、塩コショウをふっただけ。
  2. 皮はもったいないので、にんじんときんぴらにした。
    • 油を敷いて、種をむいた鷹の爪を粉砕していれ、にんじんの線切りと菊芋の皮の線切りを炒める。なお、ごぼうの笹がきをいれるなら、酢水でアクを5分抜いてからいれます。
    • 酒、水、だしのもと、しょうゆ、みりんを適当に入れて(まいたけをいれるならこの時)、しばらく煮詰める。最後にごま油をかけまわして再度強火でいためる。
  3. 煮物にも挑戦
    • にんじん乱切り、菊芋実乱切り、アク抜き済みこんにゃくの乱切り、大根、アク抜き済みごぼう乱切りを鍋でサラダオイルで炒める、
    • 水を材料がひたひたにかぶるくらい入れてダシの素、酒、みりん、しょうゆを入れて30分煮る。途中火を消して冷ます作業を数回。


【ここがポイント】
  • 菊芋のアク抜きは1分程度。イヌリンという成分が菊芋の最大の特徴ですが、それは水に溶け出しやすいそうです。
  • また、料理方法が汁ものだと成分がとけだしやすいので、汁ごと頂くほうがイヌリンの摂取にはよさいそうです。
  • 菊芋のサクサク感はいいですね。サラダにいれても、きんぴらにしてもいいかんじでした。
  • 風味が気になるのなら、ごぼうなどの香りの強いものとの抱き合わせがよいかもしれません。
【栄養のうんちく】
  • 芋でありながらでんぷんではなくイヌリンを含むというところに特徴があるらしい。
  • 右側に検索ボックスを用意しているのでネットで調べられると思います。
  • この物質は血糖値を上げないという特徴から糖尿病の人の食事に良さそうな食材だそうです。天然のインシュリンという人もいたとか
  • 糖の一種なので食べやすいわりに、脂肪分もエネルギーも少ない低カロリーダイエット食品だということなのでしょう。
  • 食感は芋なのだから確かにおなかにたまる感じもあるし、その点お得な食べ物です。水で膨らむ性質が満腹感を助長するそうです。
  • 一度に摂取する量は、適当な量であったほうが、とくに食べなれないうちはよいような記事をみかけます。食べなれないと腸内でガスが活発にでるそうです
  • ちなみに摂取した翌日お通じがよかったです。
  • http://www6.ocn.ne.jp/~kikuimo/kounou.html

森を守る

先日t、FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)という国際的な認証を取得した森の話を番組で報道していたので紹介します。

今、日本の荒れている森が話題になっています。
世代交代、林業離れからくる人手不足が直接的な原因です。木造住宅離れ、輸入木材などの影響で、山での事業では生活できなくなりました。つまり山を管理してくれる人がいなくなってしまったのです。
そのため、離れたところからは木が密集して生い茂り、密林のように見えたところでも、中にはいると1本1本の木が立ち枯れしているような風景を目にします。このような木は手でおしただけでも倒れます。密林の中には日が差し込まず、そのため、とても貧しい空間となっているからのが原因です。このような森は災害に弱い。一度こうなると再生するのに数十年かかってしまうといいます。

山を健全に保つには適当に間伐するなどの管理が必要です。間伐し、地面に日が届くようになると、広葉樹が自然に生えて、実をならし、鳥や虫、動物がいきる条件が増えるといいます。混交林というのだそうです。

FCSという認証はこのように管理された状態の森に対して与えられるらしく、生態系が守られるように肥料も抑制されることが必要です。そしてもうひとつ、この認証の特徴は、その管理が維持されるような経済的な基盤が確立されるているかどうかも審査の対象となるということです。

かつて、間伐材は安価な木材として重宝されましたが、搬出コストが売買コストを上回り、山から出荷されることがなくなった地域もあります。経済的な基盤が確立しないと事業として成立しなくなり、結果として管理が継続できなくなります。

FSC取得には認証のための300万円やその他経費などがかかるそうです。それを取得したら付加価値がつくのではないか?という思いで、取得したという山もあると番組では報道していました。

FSC取得には経済的基盤が確立されることも審査されるわけですが、それが日本の中でどのように担保出来るのか?取得を代行するリサイクル業者による試行錯誤が始まっているとのことです。報道された荒れた山に居た、再生の主役はは「牛」でした。
放置された森に牛を放牧。人が働くためには下草狩が必要ですが、牛が草をたべるとその作業をしたのと同様の効果がでます。糞尿が草木の肥料にもなります。夕方かえると、乳を絞れば、森を酪農事業でサポートできる可能性がでます。

森はCO2の吸収源としても注目されます。排出ガス規制による排出権取引が進めば、より事業性の安定性がひろがることになるでしょう。

FCS認証は、管理された森を市場原理から排除しないように考案されたものです。消費者が、環境保護のために必要だと思えば、そのためにいくらかのコストを負担することあできるよう識別されています。

今後の成長は消費者しだいともいえます。

個人的には是非応援したいと思う。

木曜日, 3月 13, 2008

ひどい花粉

花粉症を発症してからもう7-8年はたつかな?
去年あまり気にならなかったので、もしかして抵抗力ついてきたかなと思ったが、なんのなんの。

昨日今日と花粉が大量に飛び回っていたようで、つらい。

私の場合目がかゆくなり、鼻がぐずぐず。そしてくしゃみ。

とりあえず、以下を心がけます。

  • マスク 今日は立体マスクなるものを買いました。
  • 洗眼液による日に4-5回の洗浄 目のかゆみにはこれが一番効くと思います。
  • 洗顔石鹸による日に4-5回の洗顔 私の場合顔に花粉が付着するとひりひりすることがあるのでこれも欠かせません。
  • アレルギー用の目薬の点眼 最近あまりつかわなくなりました。洗眼液のほうが私には効果かあると感じてます。

部屋にいても花粉が入り込みます。

2-3年前に買った空気清浄機。スイッチの中に花粉というのがあるけど、花粉を除去してくれるのでしょう。効果は抜群です。いい空気だなあと素直に感じ、気持ちいいです。

また、花粉を壊すというスプレーもあります。

家に入る前に、パタパタと着物を払って、この花粉スプレーを付近に噴霧しておくのがよいかもしれません。

いずれにしも、杉を早く切ってくれといいたい今日この頃です。

日曜日, 3月 09, 2008

食料の不安

ここのところ、マスコミがこぞって騒いでいる食料の不安。

およそ以下の点でしょうか?

  1. 輸入食品への安全性の不安
  2. 食料自給率の低下による生存の不安
  3. 高い海外生産品依存により不安定化する国内生活への不安
  4. 政策面への疑問
  5. 農業という産業構造のあり方の是非
  6. 流通の問題
  7. 自給率を高める可能性への関心
  8. 保護主義台頭への不安
今日は、サンデープロジェクトで話題にしていました。
最近脚光をあびた話題であるだけに、今日は様々な問題点に対して多面的な方向から意見をだす努力があったという感じです。

食料自給率は39%、そして穀物だけに焦点をあてると、28%だそうです。穀物の自給率にいたっては、周囲をさんご礁で囲まれた島々と同じくらいなのだそうです。

いっぽうで、日本人が日本古来の食生活(米中心)にもどれば自給率90%だという人もいます。もちろん、その話とは別に捨てられる食料の量もおびただしいということは、皆も気づいていることだと思います。6500万トンの供給に対して2000万トンは捨てられているということです。ということは、うまく分配構造がはたらけば、大量餓死に直結している事態ではないということでしょうか?

続いて輸入食品への安全管理の不安についてですが、これは中国餃子に端をほっしたものです。でも、輸入する側の反応が過剰すぎると、売り手にとってリスクの高い購入者になります。ましてや、殺虫剤の食品への混入が、日本国内においておこなわれた可能性は十分にあると中国側はいっているようで、それに対する日本側の反論は明確には聞こえてきません。論証ができなければ、疑わしきは罰せずの減速で落ち着くことでしょう。

そしてもうひとつの市場の現実を見ると、世界の食料の需給関係は売り手市場にあります。
人口爆発による食料の需要は圧倒的に強いという環境の中で、成功した発展途上国では国内の人々の食生活がより豊かに変化しており、その食生活への対応を迫られるために、食料の輸出規制に乗り出しているという現状があります。

日本の消費者重視の主張は、逆に消費者エゴと売り手から敬遠される恐れがあります。

食料の自給率を上げるには、農業を促進する必要があるのですが、ここでも様々な意見がでました。
現状の農業に対する政策批判は皆一様にもっています。でも、その批判内容は実に多種多様です。

ある外食産業で成功し農業にビジネスを拡大し着実に成果をあげている会社の社長は、市場原理・競争原理へゆだねて国内競争を促すことと、対外的には適切な保護主義政策を行うことで、強い産業を育てることを主張します。不適切な保護をかけることで農業自体を弱体化させているという点を主に主張しているようですが、土地流動化による大規模農業の実現への提案などに対する障害が現行制度や組織の中にあると、具他的な施策をに言及しているところは興味深いものもあります。この社長は、米に500%の関税、こんにゃくに900%の関税をかけることを理不尽だと主張します。また、農業を成功に導くためには、その従業員の農業に対する心を大事にする必要性も主張していました。

個人的には耳を傾けるべき部分も少しはあると思います。

でも、この会社は外食産業という販路を確保しているために、農業がビジネスとして成功しているとの意見もありました。現実の農家は、生産のみによって生活しているほうが圧倒的に多いのです。そして、市場原理の支配の下では、現在一般的には、一部の寡占化された小売の巨人が価格を神のように支配しているといいます。従って、市場原理にゆだねられた産業ということい対しては根強い反論もあります。むしろ、国民の生活を守る聖域とすべき声もあります。

私も後者を支持します。

耕す人がいなくなって荒れた土地、耕作放置地がどんどん増えて、農業全体では行き詰まりを見せている。耕作地で荒れてしまったものは38.6万haでどんどん増えています。高齢化・労働者不足が主な要因といわれ、再生の可能性が希求の課題ともいえます。

近年、海外の食品価格が3倍、海上運賃価格は5-6倍になっています。そのような海外の状況に影響をうけるくらいなら、国産のあまっている米を食べるべきという声もあります。最初にも触れましたが、ちょっとまえの日本人らしい食生活に戻れば、いきなり自給率があがるのですから。

農業は自然と直面するので、計画が成り立ちにくいものです。生命をまもるためのものとして、一定の保護が必要だという声もあります。実は農業の法人参入はことごとく失敗しているという人もいます。それくらいに事業としては難しい。

他に、仮想水という食料になるまでの過程の水の量を取り上げてました。自給率を上げるとしたら、それを生産するための水の量が問題で、その確保できるかどうかが問題だという内容です。その観点から、自給率確保の難しさを主張する声があります。

日本の食生活を見直そう、世界にアピールしようという声がありました。
1977年アメリカの食生活では将来が憂慮されると200億円かけて調査した結果がマクガバンレポートというものにまとめられましたが、その中でもっとも理想的な食事は、元禄以前の日本の食生活(玄米+五穀+旬の野菜と海草+近海の小 魚)という報告があったそうです。それがきっかけでアメリカのすしブームがおこり、それが全世界に広がったといいます。

番組では日本の食品が輸出される、あるいは、食文化を増やす、海外での生産を日本が行うなどの発想もでていました。



いづれにしても、食生活については、少しメタボリック対策という視点にさらに新たな視点が加わってきつつあるということを認識すべきなのだろうと思います。
今後気をつけたいと思います。

火曜日, 3月 04, 2008

はまぐり

はまぐりが8個のパックで70円で売られているので買って帰る。

塩汁にして食べたが、さっぱりしていいですね。

【材料】
はまぐり
調味料:酒、みりん、薄口しょうゆ
水、塩
昆布
三つ葉

【調理】
はまぐりを、海水と同等の水に漬ける(砂抜き2-3時間、砂抜き済みのものなら30分)

鍋に水を入れて、昆布を入れて30分。(ダシをつくる)

はばぐりをこすり合わせてよく洗い、鍋に入れる。

火をいれると、沸騰前からかなりのあくがでるので、丁寧にとる。

酒、みりん、薄口しょうゆで味を調える。

お茶碗にもって三つ葉を入れる。

【ここがポイント】
アクをしっかりと€る。
はばぐりは、あくがでたら、一度とって、食べるときに汁を温めてその中に入れてお茶碗にもるほうがいいそうです。つけとくと形が悪くなり、うまみがとけだすので、はまぐりの味が悪くなります。
既にハマグリが塩味なので、しょうゆをいれすぎないように。
ネットでは、電子レンジでチンという料理方法もあるようですが、実際に茹でてみて出てくるあくの量を見ると、その料理方法はちょっとためらわれます。


【ここが好き】
やっぱりボリューム感と品のいい味かな?。
お汁にしたら、そのお汁も一滴残らず頂きたい。うまみ成分が多いそうです。
貝のうまみと昆布のうまみ、よくあうと思います。
手軽に出来てこのおいしさがいいですね。
さっぱりしてていい。
通常1個4-50円くらいでしょうか?安売りしていたら迷わず貝(買い)でしょう(^^)。



栄養については、右側の検索ボックスから、「ハマグリ 栄養」で検索すると一杯出てきます。タウリンが多くて肝臓にいいとかミネラル(金属系)が多いとか・・・。ビタミンB系が多いですね。

月曜日, 3月 03, 2008

銀座のインド料理

ナタラジ
という店に入った。

連れ合いがおなかをすかしていたので、ここに入った。
私は昼飯を食べたばかりだったので、コーヒーを頼んだが、連れはカレーを食べた。
おいしいといっていた。
でもカレーセットが2000円もする。さすが銀座だ。それでも、なんとなく良かったなと思えるようだ。

私はその店の雰囲気がとてもくつろげるあかるさとおちつきをもっていいなと感じた。
コーヒーも結構おいしかった。給仕も丁寧だった。
また、連れが注文したカレーセットのつけあいの薄焼きせんべいをつまませてもらったがそれもおいしかった。

いずれまた来て実際にカレーを食べてみたい。

銀座という雰囲気にはなんか不思議な魔術がある。

ちょっと非日常的な世界で、しゃれっ気を感じながらおいしいものを、そして落ち着いた雰囲気の中で楽しみたいなら、銀座はやっぱりいいなあと素直に感じる。

栄養を考えるなら 五訂増補日本食品標準成分表

食材の名前に 栄養 とつけて(たとえば「キャベツ 栄養」)、インターネットで調べるとその情報を掲載したサイトが一杯ヒットします。

でも、まったく見ず知らずにサイトの言うことを信じていいのかな?などとちょっとためらう時には、以下のサイトなら信用できるんじゃないかなあ、と思ってとりあえず投稿しておきます。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/05031802.htm