どうしたらそのような長寿を実現できるのだろう。
沖縄 長寿でネットを検索してみると、様々な情報がでてくる。
食生活の面では
運動の面では
- 肉類(特に豚肉)を過不足なく食べる
- 豆類(特に豆腐)をよく食べる
- 野菜類(特に緑黄色野菜)を多く食べる
- 海草類(特に昆布・もずく)を多く食べる
- 食塩摂取量が少ない
休養の面では
- 生涯現役意識が強く、高齢になっても仕事をもっている者が多い
- 老人会の活動・ボランティア活動・地域の伝統行事への参加率が高く、社会的活動性が高い
- 運動(スポ-ツ)・散歩の習慣を持つ者が多い
- 昼寝の習慣を持つ者が多い
- 夜の睡眠の質が良い
このような点が、その秘訣として挙げられている。
だが、近年、食生活の洋風化に伴い、やはり、生活習慣病の心配も増えてきているという。せっかくの長寿の知恵を生かしたいと思う。
今日は「食彩の王国」というテレビ番組で、沖縄豆腐を特集していた。食材としての興味もあるのだが、長寿のヒントがたくさんあったので、メモしておこう。
長寿の村、大宜味村(おおぎみそん)の話がでた。80歳以上の方が400人以上生活されているという。長寿の方に食生活の話を聞くと、「豆腐」という言葉が必ずでてくる。豆腐と芋を食べたら命の薬という古くからの唄まであるらしい。
それほどまでに、人々の食文化に根付いた豆腐。確かに豆腐の一人あたりの消費量は日本一。豆腐付きの人をトーファーと呼ばれる。
ご年配の方が、沖縄豆腐の作り方を教えてくれていた。
- 一晩水に漬けた生の大豆を機械で挽く。
- 生のまま絞る(風味をにがさないように。生絞り法という沖縄独特の方法)
- 生の豆乳を弱火でゆっくり温める
- 灰汁を丁寧にすくうのがおいしい豆腐を使うコツ。
- 海水をそのまま入れる。海水のミネラルとにがりと大豆のたんぱく質が反応して固まる。
- やさしくまぜる。ふわっとした寄せ豆腐(ゆし豆腐)にかわる。
- ゆし豆腐を木枠に流して、10分ほど重石をかけると、豆腐のできあがり。
沖縄豆腐を入手するのは少し手間がかかる。が、以下に購入の参考になりそうなサイトを紹介しておこう。
沖縄豆腐 購入 でネットを検索するにはここをクリック。
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沖縄トラベルナビ
以下に沖縄豆腐料理のレシピのヒント。豆腐は14世紀に中国から琉球王朝へもたらされた。当時琉球は海洋貿易で栄え海外の要人を手厚くもてなし、料理人は様々な工夫をしたため、宮廷料理には、薩摩や中国の影響が色濃く残るらしい。そのために、中華と和の両方の知恵が入った料理方法もある。
【豆腐ンブジー】
- いためた豆腐に醤油をたらし、にらをたっぷり散らす。
- 豚骨スープを入れてさっと煮込むことによって、豆腐にうまみがしみ込む
【豆腐チャンプルー】 チャンプルーは豆腐の炒め物のだそうです。
- キャベツともやしをよく炒め、豆腐をたっぷりいれてさらに炒める。
- 醤油と塩を少々
- 卵を絡める
【豚足と豆腐の煮つけ】
- 豚足と豆腐を野菜(大根、白菜、にんじんなど)と一緒に煮込む
【ゴーヤチャンプルー】
- ゴーヤは柔らかくなるように塩もみ。
- 玉ねぎと人参をせん切りにしてと、ゆでた豚肉を炒める。
- 豆腐とゴーヤをたっぷり入れていためる。
【苦菜の白和え】
- 苦菜という野菜をみじん切りにする。
- 豆腐と味噌とツナを混ぜて混ぜる。
【ソーキと豆腐の煮つけ】
- 豆腐を1口台に油であげてこんがりきつね色に。
- 豚の骨つきァばら肉(ソーキ)に片栗粉をまぶして高温であげるとうまみが閉じ込められる(中華の知恵)
- カツオだしにしょうゆ、みりん、泡盛で味を調え、ソーキ、干し大根、しいたけ、昆布を入れてうまみを引き出して煮込む(和食の知恵)。
- 最後に揚げ豆腐を入れてじっくり味をしみこませる。
【豆腐よう】
- 2-3cm核に切った蒸した豆腐を3日
- 泡盛で表面のぬめりを洗う
- 泡盛と紅麹、塩を基本とした秘伝のタレ(詳細は明かされず)に豆腐をつけて半年。
- チーズのようになる。
以下再度、沖縄豆腐を調べてみたい方への検索リンク。
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