せっかく鶏ハムを作ったので、いくつかの料理を試してみた。
【ハムスライス】
- 単に薄く切るだけ。
- ほのかなピンク色がいい。
- おいしいが、つける時の塩加減が重要。
- また、ハムができてすぐより、冷蔵庫で2-3日おいた方がいい。
【ハムステーキ】
- 1cmくらいの厚さで、オリーブオイルで焼いて黒コショウを振る。
- 塩加減が結構あるので、ソースを載せるのは健康上どうかと思うので、オリーブオイルなどで焼くだけでも十分。
- パンチを効かせるならば、オリーブオイルをフライパンで弱火熱しながらにんにくのみじんぎりと鷹の爪の皮の輪切りを軽く炒った中で、焼くのもいい。
- バターという手もあるが、健康志向なら上記だろう。
【鶏ハムサラダ】
- 野菜を適切なサイズに切る。
- 鶏ハムの使い方には二通りある。ひとつはスライスにして、野菜と共に平皿に美しく盛り付ける。レタスやキュウリ、トマト、大葉、しそなどいいだろう。クラッカー、パンなどに挟めるようなしつらえもGOOD。
- もう一つは、線切りにしたり、裂いたりして、野菜にまぜ、ドレッシングを振って皿に混ぜる。キャベツやにんじん、たまねぎの千切りなどとまぜるといい。
【鶏ハムスパゲティ】
- 玉ねぎ、ニンジン、キャベツなどを線切りにしたり、エンドウ豆をざく切りにしたりする。
- スパゲティを茹でる。
- フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、好みにより、にんにく、鷹の爪を入れて弱火で炒る。
- 鶏ハムの線切りなど細かく切ってフライパンに入れてしばらく中火で炒める。
- 切った野菜類を入れて、たまねぎがすきとおったら、水を入れて強火。
- 粗挽き胡椒を振る。
- 水が煮立ったら、しばらくよくまぜて蓋をして2-3分。
- さらに水を入れて、暫く煮つめて、フライパンの底1cmうらいまでの水。
- 茹でたスパゲティ(少し芯の残るくらいの固さ)を投入して、ふたをして中火で煮る。
- 水気がなくなったら、パルメザンチーズを振ってまぜる。
- 皿に盛り付ける。
【鶏ハムパエリヤ】
- 玉ねぎ、ニンジン、キャベツなどを線切りにしたり、エンドウ豆をざく切りにしたりする。
- フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、好みにより、にんにく、鷹の爪を入れて弱火で炒る。
- 鶏ハムの線切りなど細かく切ってフライパンに入れてしばらく中火で炒める。
- 切った野菜類を入れて、たまねぎがすきとおったら、水を入れて強火。
- 粗挽き胡椒を振る。
- 水が煮立ったら、しばらくよくまぜて蓋をして2-3分。
- さらに水を入れて、暫く煮つめて、材料がかぶるくらいに水を入れて沸騰。
- お米を別のフライパンにオリーブオイルを敷いて炒めて、先のフライパンに投入。
- 蓋をして弱火で7-8分。水気がなくなったら、火を落としてキャベツの線切り、えのきだけなどを入れて再び蓋をして7-8分蒸らす。
- フライパンに火を入れて、中火でそこを少し焦がす。ぱちぱち音がするが、焦げすぎないように。でも、香ばしさがでるように。
- パルメザンチーズを振ってまぜる。
- 皿に盛り付ける。
【着眼点】
そのままでもじゅうぶんおいしいのだが、パエリアやスパゲティで重要なのは、「鶏ハムのうまみ」や「野菜のだし」をいったんスープに取り出す工程を経て、それをパスタや米に吸わせるという過程を経ている点だ。
吸わせて食べるということは、無駄なく栄養を摂取するということだ。だから、野菜などはいいのだが油脂は選んだほうがいい。以上のレシピでは、そのためにオリーブオイルという、比較的体に良く作用する油を用いている。動物性油脂は控えるべし。
また、ハムは塩分が高い。この点も良くケアしておくべきだろう。上には鶏ハムの線切りとしておいたが、さいの目切りなど、細かく切る方がいいい。細かく切ると、表面積が大きくなり、その分塩分が煮汁に溶けやすくなると共に、鶏ハム自体の塩分を感じやすくなるため、料理に使う塩を減らすことができる。
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