冷蔵庫の中で凍っている豆腐を発見した。
解凍してみると、水がかなりでて、完全に豆腐の組織が崩れている。
一般には凍豆腐(高野豆腐)と呼ばれるものらしいが、そう呼ぶには不完全だ。
でも、もともとの高野豆腐のできた由来などを考えて、煮ものにしてみた。
その由来とは、豆腐をたまたま冬に外に出していたら凍っており、それを溶かしても元に戻らなかったが、料理にしてみたら煮汁を吸う特徴がありとてもおいしかった、というものだ。
【このような展開】
- 氷を半丁使った残りをパックに入れて冷蔵庫に入れて数日したら凍っていた。
- 電子レンジで解凍したら、かなり水が出たので捨てた。
- 豆腐は無数のひびが入っていた。
- ホウレンソウを別にゆでて柔らかくなったら冷水につけて、3cm幅に切った。
- 鍋に、だし汁、ちりめんじゃこ、酒、みりん、醤油を入れて煮立てた。
- 豆腐を手でほぐしながら入れて まぜて、ホウレンソウを入れてさらに混ぜた。
- 暫く煮込んで水気を飛ばした。
【感想】
十分おいしかった。
豆腐を全部使い切れずに冷蔵庫にいれることはしばしばあると思うが、冷蔵状態では賞味期限に限りがある。でも、いっそのこと凍らしてしまえば、保存もきき、また、染みやすいという性質でさまざまな煮ものに利用できる。
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