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金曜日, 2月 29, 2008

湯豆腐

寒い夜をすごすのもあと何日だろう。

日の光を少しだけ力強く、そして風に時折やさしさを感じる時、春の到来の喜びを感じます。

でも、逝く冬の恩恵にもうしばらく預かりたい。そう、冬は食べ物がおいしいのです。

冬の定番、湯豆腐も今日が最後かな?。
あったかポカポカ。さっぱりしていますが、それなりに食べたなあという感じもする豆腐。健康食として名高い大豆加工食品ですが、ダイエット効果も抜群です。

今年は、いくつかの番組で湯豆腐の極意を見たので、以下に備忘録としてまとめておきます。

【ここがポイント】
湯豆腐の極意は、その豆腐の食するときの温度にちゅういするということです。
およそ70度が豆腐の味の最も際立つ温度であり、それ以上だと味が落ちます。
そして、さらに、人間の味覚に目をむけると、甘味を感じるのが40度弱だという点です。

この二つのおいしさの温度を湯豆腐で手軽に実現するには、二つの手段があります。
1.豆腐を冷えたダシいれて同時に暖め、沸騰する寸前に湯豆腐として頂く。
2.既に沸騰したダシに入れて、豆腐が浮いてきた瞬間に頂く。

この状態で、豆腐の表面に近い部分が70度前後、中心部分が40度くらいになっています。

次に、ダシやたれをどうするか?という問題があります。これは、地域によっても、各ご家庭の習慣によっても、それぞれ自慢があると思います。以下には、例を掲載しておきます。

【湯豆腐の調理】
昆布の表面のよごれを払い、土鍋の水にいれて20-30分おいて昆布のうまみをだす。
木綿豆腐(300g)を6等分。
ねぎは1.5cm幅斜め切り。
以下のどちらかの調理法で頂く。
1.豆腐を冷えたダシで同時に暖め、沸騰する寸前に湯豆腐として頂く。
2.既に沸騰したダシに入れて、豆腐が浮かんだ瞬間に頂く。

【たれ】
しょうゆ-カップ1/4、水-おおさじ2、削り節-大さじ1+1/2を中火にかけて煮立ったら10秒ほどしてざるで濾す。


【薬味】削り節、ねぎ、しょうが、七味唐辛子、一味唐辛子、粉山椒

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