恐ろしい事件だ。食品への殺虫剤の混入。
同時に今後の日本を占う事件だと思うとさらに不安に思う。
食の安全性を確保するのにはどうしたらいいのだろう?
TVで見ていると、皆国産を手にいれたがっている。でも、食料自給率の低い日本で、それは可能なんだろうか?。答えは、もうみえている。
現時点で、国産に頼ることはありえない。数字がはっきり示している。
食料自給率の低下は、国策の結果だと思うが、それを補う輸入産物の検査がここまでずさんとは知らなかった。国はもう少し実効性のある対策を講じているべきだ。
輸入時の検査を徹底し、検査官、行った検査方法、承認者、もちろん輸入代理店から製造元まで履歴をインターネットで公表するのも一案かもしれない。少なくともトレーサビリティは確保されるべきだ。
あるいは、もし、検査を行わないのであれば、国内の農業者への一定の保護を行うということも考えられる。国内の農業に従事する方は、顔が見える生産者だか ら手を抜いた場合の厳しい措置がある。その分、食の安全性を確保できる。そのような背景に対していくらかの経済的酌量の余地はあって不思議はないと思える が・・・・。
危険な食材を輸入して「安いよ」などといって商売をやっている業者は、フェアな競争をしていないといわれてもやむをえないと思う。これまでの自主的管理の欠陥の分析と今後と展開について、社会に対して対策を公表すべきだと思う。
金曜日, 2月 01, 2008
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