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水曜日, 3月 19, 2008

ヤーコン

菊芋と同じキク科の植物。

菊芋とヤーコンは食感はたしかによくにている。

どちらも生で食べると梨とかりんごとかのサクサク感のある食感だ。味は菊芋のほうがより根野菜っぽい感じで、ヤーコンのほうが果物っぽい感じかな?

といっても、果物としてみると、いまいちだ。野菜=食べにくいけど体にいい、と理解してトライしたほうが、意外に甘いと、興味がわくだろう。

いざ料理に使おうとすると独特の甘味の取り扱いに戸惑う。基本的に糖だ。そしてもうひとつこの野菜の特徴は、油でも汁でもよく吸うということだ。

病中で、食事制限をうけているなら、このような甘さもうれしかろう。でも、健康体で何でも食べられるなら、どうも中途半端だ。甘さを求めるなら他によい食材は一杯ある。健康にいいからと自分を納得させて食べる性質の食材だろう。

そしてまた、「吸う」という習性をもっとも健康食として利用するなら、生でたべることだろう。体内での老廃物を吸って外に吐き出してくれるという説明をよくみかけるがそれもうなずける。しかし、これは実はかなり大きなダイエットの効果があるのではないかと個人的には感じている。

スライスして、サラダにいれると、サクサクとした食感が、食の豊かさを与える。サラダとして生で食べることがもっとも適していると思う。
ネットで調べてみると、やはり、どこか主役になれない食材だ。あくまで、食感だのみ。冷えていると味としては無色に近いので、とくにそういう印象を持つ。

菊芋ではイヌリンという成分に特徴があったが、ヤーコンはポリフェノールとオリゴ糖だ。ポリフェノールの効酸化作用、オリゴ糖の整腸作用、どちらも、あまりに有名だ。

これらのことから、料理に砂糖を多く使う人なら、砂糖のかわりに細かく刻んで甘味材として使うのはよい知恵かもしれない。でも油と一緒に料理してはせっかくの老廃物を吸収する効果もだいなしどころか、逆に不必要に油を含んだものを摂取してしまうという悲劇になるのかもしれない。

今日は、煮物ときんぴらとサラダの3品を作ってみたがその感想のみをかいておく。どれもこの前の投稿、「菊芋」で掲載した調理方法とさほどかわらない。(今回は煮物に肉のかわりに厚揚げ豆腐を使った)

  • 煮物・・・・芋というよりは大根をあまくしたという感じだ。味を吸ってちょっと独特の甘味がでるのは新しい感じ。でも甘味ならさつまいもには勝てない。サクサク感を評価できるならいいかもしれない。
  • きんぴら・・・・・ 今回はにんじんとヤーコンの皮で作ってみたが、悪くない。甘さがあるのだ。この料理ではヤーコン自体が油をだいぶすうので、健康面ではそちらの配慮も必要だ。油も選ぶべきだし、控えるべきだろう。もうひとつの利点、ポリフェノールには、紫の皮にだいぶ期待できるのかもしれない。
  • サラダに生のスライス・・・・・・・  健康面(整腸作用、老廃物除去作用、効酸化作用)など考えれば、この方法がもっとも効果的だと思う。サクサク感がサラダに新鮮味を感じさせる。冷えているので甘味の効用は大きくないが、サラダの味と喧嘩することは無い。ポリフェノールの影響で黒味がかりやすいので、酢水に1分つける、オニオンと同居させるなどの配慮があるといいらしい。ちなみに、酢水につけたヤーコンスライスは、水気をきっておけば、次の日に食べても違和感はちっとも無い。

翌日、お通じはまちがいなかったと付記しておきます。