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金曜日, 12月 27, 2013

あまーい ばなな 食べたいな

ためしてガッテンで、紹介されていた内容。
ばななは熱帯系の植物。その環境におけば自然に甘いバナナになるのだが、日本では保存性を高めて流通時に取り扱いやすくしている。そのため、甘さがいまいち。

甘ーいバナナにするには以下の通り。黒ずみにくくもなるようだ。


買ってきたバナナを50度のお湯につけて5分。そして1時間放置。



これだけだ。

以下の二つの作用によるものだという。


  1. アミラーゼ効果。アミラーゼは消化酵素で、これにより、でんぷんが糖に分解される。作用させるには40-50度の温熱環境が必要。
  2. 熱ショックタンパク質が発生し、黒ずみにくくなる。


さらに補足説明する。
バナナは寄生虫感染予防の法律があり、”青い状態”で輸入される。これを、産地の南国に合わせた高温湿度環境に置くと、バナナ自体がエチレンを発生し、熟して皮が黄色くなるとともに甘くなっていく。
ところが、近年、低温の保管庫で保存し、出荷前に外側からエチレンを吹き付けて強制的に皮を黄色くするようになったため、中は十分に甘く熟していない状態なのだという。

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