濃い紫色は美しい。
油となじみがよく、揚げても炒めてもおいしい。単純に素焼きしてもおいしい。煮てもおいしい。
茄子の種類は今や200種類もあるという。
ミネラルや、食物繊維が豊富だが、そのほか、ナスニン(アントシアニンの一種)、コリン、ビタミンPなどを含むという記事がネット上に見られる。
ナスは、体を冷やす性質があり、むくみを取る効果がある。
ま、おいしければいいじゃんという気分。
せっかく、紫色のきれいな野菜なので、色に気遣うのもいいかもしれない。
食彩の王国で茄子を特集していたのでメモ。食材をまなぼー。
静岡の方は、ナスが好きだという。徳川家康は茄子が好物で、静岡を献上。ナスにあやかって、縁起物になったそうな。
初夢に、「一富士二鷹三茄子」ということわざがあるが、以下の意味があるという。
1. 富士は、無事を祈る。
2. 鷹は、幸運をつかむ
3. なすび 太平をなす(家康が好物の茄子を頂ける平和を尊んだ)
様々の茄子の中から、折戸ナスの紹介があった。身が締まっているので料理しても崩れにくい。
以下、レシピのヒント。さっと目を通して、日頃の料理に一工夫してみよう。
【折戸ナスカレー】
- 玉ねぎとひき肉をあわせてうまみをだし、一口大に切った折戸ナスを投入して炒め、水を加えて煮る。
- ナスに、ひき肉のうまみを吸わせるのがコツ。
- カレールーを入れて、カレーに。
【折り戸ナスのはさみ揚げ】
- 折り戸ナスは輪切りに。
- エビをたたいて粘りを出し、輪切りのナスでサンドイッチ。
- 衣を漬けてあげる。
【折戸ナスの酢豚】
- 折り戸ナスを一口大に切って素揚げ。
- 豚肉を一口大にして唐揚げに。
- パプリカ、ピーマンと合わせ炒めて、甘酢でいためる。
【折り戸ナスのそうめん】
- ナスを5㎜角程度の拍子切りにして、だし汁で煮込む。
- そうめんにかける。
【焼きナス】
- 包丁の先で縦に数か所茄子に切れて目を入れる。
- たっぷりの塩を表面につけて、焼く。
- 水にひたさずに皮をむく。(熱いので氷水に手を冷やしながら)
- かつおだしでいただく
【なすそうめん】
- 茄子を細切りにして、くず粉を打つ。
- いったんゆでて、氷水で締める。
- 器にもり、甘辛く煮た旬のあわびをのせ、だし汁を。
【茄子の揚げ浸し】
- 茄子には細かく切れ目を入れておく
- エビの殻を素揚げし、ナスを素揚げ。(エビの殻のカリウムが茄子の色を鮮明にする)
- かつおだしをにて、揚げた茄子を煮る。
- 一晩おつゆにつけたまま。
【鴫(しぎ)焼き】
- 鶏肉と白みそでたれをつくる。(昔、鴫の肉で作られたので鴫焼きと呼ばれる)
- 賀茂なすを半分に切って素揚げ。
- 切った面を上にして、たれを乗せて、上下両面焼く。
【水ナスのサラダ 生ハム和え】
- 水ナスは灰汁が少なく生でも食べられる。
- 水ナスを縦に6-8つ切り。
- イサキをたたきにして、薄切りに。
- 茄子の上にイサキを盛り付け、ハーブドレッシングを。
- 生ハムをうえからかぶせる。
【たまげ茄子のピザ】
- できるだけ大きな茄子を縦に1cm厚さに切って、オリーブオイルで両面フライパンで焼く。
- キッチンペーパーを敷いたオーブンの皿の上に乗せる。
- 茄子のさいの目状に切って、フライパンにオリーブオイルで炒め、トマトーソースに混ぜる。
- オーブンのトレイにおいた茄子の上に、ソースをかけピザチーズをまぶしてオーブンで焼く。
【スズキのポワレ ナスのピューレソース】
- 茄子を焼いて皮をむき、一口大に切る。
- ミキサーに入れて、土佐酢を入れて混ぜてソースを作る。
- スズキのソテーをさらに盛り、上からソースをかける。
【茄子の塩もみ】
- 茄子は縦半分に切って、端から5㎜幅に切って半月切りに。
- 塩を振って軽く揉んで10分してからギュッと絞って水気を絞る。
- 青じそ、しょうが、ミョウガをせん切りにして、白ごまを振って和える。
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