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水曜日, 1月 14, 2009

女と男2

男性と女性は同じ人間だ。
もちろん差がある。その差は、もう小さい時から視覚的にあるいは感覚的にすでに十分感じている。だが、それが、人を時に盲目的にさえする。差異の理解が硬直化して、自分の偏見でしか物事との関係をとれないようになってしまった場合、この変動する社会の中で、どれだけ多くのものを失わなければならないか?


その差異に対する偏見を捨て、客観的に見る機会に接することができるならば、互いの協力に役立つかもしれない。

男女の差を最新科学で読み解こうとするアメリカの潮流を取材したテレビ番組があったのでメモって置こう。

まず医療の世界。これまで医療の世界では、男女同じ治療がおこった。

例としてあげられたのは、心臓狭心症で車の中で気を失った女性の話だ。発作のずっと前から息苦しさを感じて検査を受けていたのだが、狭心症の異状なしの診断だった。だが、実際には微小血管で狭心症を起こしていたのだという。この理由は、心臓表面を走る冠動脈の血液の流れが悪くなっておきるというのが常識だった医学の通念とことなった症状だったため発見できなかったのだ。さらに原因をさぐると、冠動脈の血液の流れが悪くなって狭心症がおこるのは男性の場合の話で、過去50-60年間の心臓病の研究は男性を中心に行われいたという。

その医学の在り方のせいで、女性の狭心症の原因分析は遅れた。調査してみると、女性の場合、胸の痛みは訴えて検査を受けたた人の34%が冠動脈ではなく微小血管に問題があることがわかった。ひとつの仮説は女性ホルモンの減少によるものだということだ。エストロゲンは血管を広げる効果がある。閉経によって突然減ると血管が収縮しやすくなり、血液の流れが悪くなることがある。男性はこのような性ホルモンの急激な減少を経験しないので、微小血管の収縮がおこりにくのではないかということだ。

心臓病は男性は1980年以降減っているのに、女性は増えている。その理由は、微小血管の狭心症が見すごれてきたことがある。心臓病を男性と女性に大きな違いはないという思いこみが、性の差を見過ごし女性の命をさらす結果につながっていた。


以上は一例である。

アメリカでは、NIH(国立衛生研究所)の中に性差を研究する専門の分野を設けた。その結果として以下の差異なども見つかってきている。

  • 薬の副作用に性差があり、同じ量の薬をのんでも女性に強く不整脈がおこる場合がある。
  • 骨粗鬆症による骨折は女性が男性の4倍近い。
  • 過敏性腸症候群の場合、女性は男性のおよそ2倍。
  • 慢性疲労症候群-女性の有病率が高い。
これらの違いのほかに、女と男の脳はどんな違いがあるのかが最近注目されているという。

まず子供の成長について大きな違いがある。4-18歳に成長する間2年ごとに脳を測定する実験に100人が参加。その結果が取り上げられた。

  • 記憶に関係する海馬は脳の左右にひとつづつあるが、右側に大きな違いがでた。男性は年によらず一定だが女性は大きく成長する。子供のころは男性の方が大きいが、思春期以降女性の方が大きくなる。
  • 扁桃体 外界の刺激にに反応して怖いとか好ききらいという感情をつくりだすところ。たとえば敵に遭遇した時に危険を感じるのもそのためだ。15歳を過ぎるころから男性で大きく成長する。女性はそうかわらない。
報道内の科学者の説明では、男の子と女の子の体はホルモンの受け止め方がちがい、扁桃体は男性ホルモンの受け止め方が大きく、海馬は女性ホルモンの受け止め方が大きい。そのため、ホルモン分泌の多い思春期に成長に差が出るのだという。脳の中でも発達が違う箇所が10か所以上多いそうだ。

脳に関する病気にも以下の差異が統計上でているという、
  • うつ病にかかるのは13歳以上では女性の方が多くなる。
  • 55歳以上でアルツハイマーになる確率が高いのは女性が男性の2倍。
  • 自閉症は男性が2.5倍。

個別の脳の能力を試験してみると以下の結果が多く出るという。
空間認知力のテスト・・・頭の中で物体を回転させる力。男性の方が成績が良い。
言葉に関するテスト・・・言葉に関しては女性の方が良くなるケースが多い。


「女性は地図が読めない。」という言葉があるが、オリエンテーリングで男性と女性の差異を観察する実験にて検証。二通りのやり方で行われた。
  • 距離と方角を与えてオリエンテーリング。・・・・・男性は方角と距離は男性が圧倒的に高い。
  • 目に見える目印をもとに具体的な言葉で行動与えてオリエンテーリング。・・・・・男性の間違いは増えるが、女性のミスは減る。
この結果から、女性と男性の間で、異なった能力を備えていることがわかる。番組では、数百万年前の男女の生活で育んだ能力を今も残っているのではないかという。遠い昔、男性は狩りをしており、獲物を倒してそれを家に持ち帰るひつようがあった。だから、餌を持ち帰る確率が高い民族の能力が受け継がれる。一方女性は、すみかの近くで木の実や果物の採集をしていた。大きな木や特徴のある目印を頼りに採集を行っていた。女性が主にになっていた最終では目当てとなる植物は移動しない。だから、どこに目当てのものがあるか把握しておくことが大事だった。目印を利用するときに、言葉を使っているのではないかという仮説がある。「大きな木」とか「みかづき型のしげみ」などの表現だ。


IQテストで使っている脳の部分を、男女で調査した結果が披露された。同じような点数をとっても、男女では使っている場所が全く違う。IQテストでの検証の特徴は総合力を使うというものだ。

  • 男性は得意な空間を把握する能力を使う。
  • 女性はブローカ野という言葉を使う時に使う場所を使っている。
  • 違う考え方で同じ知性を獲得している。

現在アメリカでは男性と女性の能力に注目して、異なったクラスで教育するということも行われるようになったという。日本ではむしろ、男子校、女子高等あまり違和感もないが、アメリカでは、実験的に行われるようになったようだ。男子のクラスでは、リーダーシップ、上限関係、階層を意識させるのに対して、女子のクラスでは協調を意識している様子だ。

ビジネスの風景でも、相手が男性の時は、上司を連れて行って重要なポイントを説明してアピールするのに対して、相手が女性の場合は、階層にとらわれずに女性を含めた複数の人間で話をして選択肢を増やしてアピールする方が成約率が高いらしい。


後半あまりみれなかったが、お互いの差異を認識して、能力を助けあえれば、いろんなものの見方が変わるのかもしれない。

男女平等の流れを、互いの能力の理解と尊重により補完できれば、幸福感もシェアできるようになるのかもしれない。










という言葉には、女性は




女性に関する