「粗食新生活」という本を読んだ。
とってもとっつきやすくてわかりやすい。
生活習慣病が社会問題化したのは近年だが、生活習慣病が少なかったころの日本の文化に焦点を与えて、その差異から浮かび上がった重要なテーマを主題にしている。
テーマは「粗食」だ。
日本人がもっていた食生活の中に、すばらしい栄養価値がある。そして長い文化の中で、日本人にバランスのとれた栄養食であった。
でも、西洋の食生活が蔓延した時に、その栄養面の特徴がどのような影響を及ぼすかまでは、意識がいたらなかったため、生活習慣病が現代病となったのかもしれない。
この著書の中で推奨されるのは、以下の食材。実際の効果も掲載されているので、わかりやすくなじみやすい。巻末にはレシピと季節毎の一週間の献立も掲載されている。
米(五分づき米)
大豆
漬物
青魚
味噌汁
海藻
青菜
乾物
卵
大豆、青魚、野菜、卵や海藻をとるという点については、いわゆる栄養的な意味から理解できる。
漬物や味噌汁には発酵食品の必要性を問うている。
また、お米に対する信望が厚く、さらにできれば玄米がいいのだが、人によっては消化できないこともあることから、五分づき米を推奨している
本は、
土曜日, 6月 13, 2009
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