横浜の南部市場で12匹のいわしを買ってきた。
うち、4匹に塩を振って、ざるに乗せて、マンションの屋上に昨晩から干した。
昼前に、お昼に食べようと屋上に上ると・・・・・。
あっ・・・ざるがカラ・・・・・!!!。
いっ・・・いわしがない!!!。
うっ・・・うそだろ?
思わず目を疑う。!!!
楽しみにしていたのに・・・・。ほくほくと焼きあがった姿を楽しみにしていたのに・・・・。
言葉を失って茫然と空のざるを見つめる。
誰がいったい・・・?。
このマンションは一応オートロックがついている。いわしを盗みに、わざわざ外部から侵入するとは考えにくい。ということは、マンションの住人の犯行か・・・・?疑いたくはないが・・・・。
発見した時の状況は、ざるだけが残っていた。ざるは、もとの位置に対して、階段からさらに遠い位置に移動していた。
もし犯人が住人で内部の者ならば、わざわざ、ざるを階段から遠ざける位置に移動することなく、いわしだけをとってそのままもどるはずだ。
ということは・・・・、
外部の・・・・・ねこかな?
それにしても腹が立つ。
いわしの日干しはあきらめるしか、しょうがない。でも、昨日と一昨日、脂ののったいわしの刺身もイタリアン風トマトソースのイワシも堪能した。
あっさりとしたいわしを食べたい!!。
そこで、ポルトガル料理サルディーニャス・アサーダス(イワシの塩焼き)を料理してみる。
いたって簡単、単なるいわしの塩焼きだ。実際は、炭焼きがもっとも良いのだが、フライパンで挑戦。
【材料】
- いわし
- 塩
- サラダ油
- フッ素加工のフライパン
- レモン汁
- いわしに塩を軽く振ってキッチンペーパーにつつんで、10分。水気は最後きれいに取る。
- フライパンにサラダ油をしいて熱し、いわしを敷いて、中火で焼く。
- 脂がでたら、キッチンペーパーでふき取る。
- 2-3分で程よい焦げ目がついたところで裏返す。脂がでたら、キッチンペーパーでふき取る。
- 裏面にも程よく焼けたところで、背部分が焼けていなさそうだったら、背部分が焼けるように数匹のいわしをよりかかりあわせながら焼く。脂がでたら、キッチンペーパーでふき取る。
- 皿に盛って、レモンを絞ってできあがり。
- ポルトガルに住んでいた頃よく食べた。屋台が海辺にでていた。日本でいえば、たこ焼き屋さんの感覚で店がでている。ポルトガル人にとってみれば国民的な食べ物なのだろう。健康的でいい。
- ポルトガルのいわしの塩焼きは、炭焼きで塩焼きするだけだ。海風に吹かれて、潮の薫りの中に漂う炭焼きの香ばしい味わいはやはりいい。うろこもとっていないので、食べるときにはうろこをとりながら食べる。
- 塩焼きだが、わが軍は醤油を持参して、ほんのちょっぴり醤油をたらすとまたこれがいい。
- もう15年くらい前の話だ。市場にいくと、袋一杯のいわし(多分10-20匹)が、200円くらいだった。(日本では、3匹で250円くらいしたが・・・。)
- よく買って帰った。焼いて食べても、イマイチ、屋台のようにおいしくない。少し水っぽいのだ。炭火焼との差がでてしまう。だから、軽く塩を振って、一夜干し。こうすると水っぽさがなくなっておいしい。
- 上記のレシピでは、ほんの10分でも塩を振って、キッチンペーパーで水気を抜く作業をしている。また、フライパンだが、でてくる脂肪をふき取ることによって、同時に水分も除去。
- 個人的には、やはり一夜でもいいから干した方がおいしいと思う。
- それにしても、猫め~(多分)。楽しみにしていたいわしを持ってきやがって~!!!
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